未就園児教室アルバム
13日 お遊戯会まであと3日
2013/2/13
お遊戯会まで今日を入れて、残すところあと3日間の練習となりました。
今朝の朝礼では、お遊戯会までみんなと一緒に頑張って自分のできることを一生懸命して、自分で分かることは自分で考えてやれるところをお家の人たちにみてもらおうね・・・という話をしました。
これまで、お遊戯会は決してその場だけの発表に意味があるのではなく、これまで積み重ねてきたことを劇やお遊戯や歌などの表現活動を通して発表する場だと考えています。
習ったことを覚え、内容を理解してイメージしたことを楽しんで自信を持ってど表現できるという演技そのものも、もちろん大切ですが、それと同時に舞台袖で自分の出番を自分で進行を見ながら待つことや、周りをうろついたり機材に触れたりしないという約束をまもること、移動の時や衣装替えの時には自分から流れについていき先生の言葉を注意深く聞くことなども指導しています。
先生たちとは、「それらのことが今までの保育、指導の積み重ねの結果として現れてくると思いましょう」と話しています。
聖ケ岡幼稚園では「お遊戯と音楽の会」と題していますが、つまりは生活発表会なのです。
練習期間の子どもたちの姿の中にそれぞれの先生が心を打たれたエピソードを持っていると思いますが・・・
例えば・・・
振り付けの習い始めのときに、自分でうまく体が動かないと感じていたのかY君は浮かない顔をして練習にとりくんでいました。でも、その日の帰りに「オレ、今日帰ったら家で練習しとくわ!」と言って帰りました。
次の日、体も慣れてきてリズムに乗って来たので「お~っ!上手になってる!!」と言うと嬉しそうな顔で頑張っていました。それから約2週間・・・今日の練習で、みんなのしゃがむタイミングが合わないのでその部分を練習していると、やはりピョコピョコ早いタイミングでしゃがんでしまう子がいると、「違うで~『(拍子にのせて)す・わ・るっ・』の『るっ』で座るんやで!」と言ってくれました。
受身で練習に臨むのではなく、今、どのクラスでも子どもたちが自発的に積極的に練習に取り組んでいると聞いています。もちろん、お遊戯や劇が苦手な子どももいると思いますが、そういう子も皆、一生懸命に頑張っています。
そういう子どもたちの姿を認めながら、みんなで気持ちを高め合い、楽しんで発表できればと思います。
今日が終わってあと2日・・・いい雰囲気を保ちながら本番を迎えたいと思います。