未就園児教室アルバム

私たちが運動会で使用させていただいた池上曽根遺跡にて２７・２８日と商工まつりが催されていました。
今年も例年通り、第1日目の２７日に年長組さんの鼓隊で出演させていただきました。

たくさんの在園児や卒園児たちが見に来てくれており、応援して下さっていました。本当に嬉しいことです。
また、自分のお子様でなくても「やっぱり、いいですね」「涙がでます」とお声をかけていただいて、その温かさに私たちもジーンとしてしまいます。

また、小学校6年生になったというRちゃん、Mちゃんを見つけ、名前を呼ぶと「おぼえてるの？」と驚きつつ退場してきた園児たちを見ていました。「知っている子がいるのか」と思いつつ「見に来てくれたの？」と尋ねますと、「ううん（＝No)、向こうにいてたんやけど、太鼓の音が聞こえてきて、『あ、聖ケ岡の音や！』と思ってきたら、そうやった」と言いました。

『聖ケ岡の音』・・・嬉しい言葉です。
実は、鼓隊の練習では、ただ正しい数を打てばいいような練習はしていないのです。
時にはダラ～っとした音になったり、あるいは落ち着きのない重みのない音になったり・・・そういう時には先生が言葉で太鼓の音を表現したり、実際に太鼓をたたいて聞かせたりして、良いものと良くないものを比較させたりしています。
良い方の音の感じを捉えて、「真似の天才」と呼ばれる子どもたちが良い音を実現させていきます。
RちゃんとMちゃん自身は何気なく発した言葉だったと思いますが、私たちにとっては深い、大切な言葉でした。

それにしても、今年も年長さんは立派でした。保護者の皆様は「我が子」を抱きしめたくなったのではないでしょうか（＾＾）