未就園児教室アルバム
20日 初めての避難訓練
2011/5/20
今年の4月に入園した子どもたちにとっては初めての避難訓練となります。
今日の訓練は「避難の仕方」についてはもちろんあらかじめ指導をしておきますが、必要以上の恐怖心をもってしまわないように前もって避難訓練があることや、2時になったらどういう音がなるのかまで話しておくように打ち合わせをしておりました。
それでも、やはり火災報知機の音には何か気持ちがキューっとなるものが感じられるのだと思います・・・泣き声が、特に年少さんから聞こえました。
私たちとしては出来るだけ子どもたちが冷静でいられるように、あわて過ぎさせないように、子どもたちが先生を感じてついていけるように考えなければなりません。つまり、先生は自分の思いのままではなく演技するくらいの気持ちで子どもたちに指示を与え、速やかに避難させなければ・・・と思います。
避難訓練のあと年少さんの子どもが私のところに来て「先生、こわかった・・・」と涙目で言いにきました。
胸にグィーーーっと来ました。
「そうやなぁ~(うなずき)怖かったねぇ・・・でもちゃんとできて、えらかったね・・・やっぱりRちゃんもSちゃんもかしこい!!」と話すと笑顔に戻ったのでホッとしました。
火災報知機の大きな音が嫌いな子は他にもたくさんいると思いますが、慣れて音による恐怖のパニックを防ぐことも必要だと思いました。
これからも避難訓練をいろいろなパターンでしていきます。
ご家庭で「怖かった」という話を耳にしましたら、「でも上手に外に集まれたって先生が言ってたよ、○○ちゃんえらかったね」と言ってハグなどで触れてあげてください。