未就園児教室アルバム
27日 まるゲージ
2011/4/27
年中さんの書き方の時間をのぞいてみました。
年少さんの書き方は「ぬりもじ」をしています。
文字のかたちの枠のなかを、書き順に従いながらグルグルとらせんを書いていきます。
らせんを書いて手首を柔らかく動かしスムーズにきれいに回すための練習です。
例えばその動きが必要な文字は「あ」「お」「し」「ち」「の」「わ」などなどたくさんあります。
年中さんでは「写しもじ」の練習をします。
手本のもじを下に敷き、書き順に従ってなぞっていきます。
この、文字のなぞりって意外と難しいこと・・・手首を上手に動かせないとなかなかうまくいかないのです。
そのために年少さんで訓練してきました。
また、年中さんになっても、しばらくは手首の訓練をします。「まるゲージ」という小さい定規なのですが、まるい穴があいていてそれに倣ってグルグルとまるをかきます。
むやみに速いスピードで書いては後々「の」や「あ」などに使う「はらい」が上手になりにくいのでそうならないようにリズムをつけてゆっくり書く練習をします。時には歌ってリズムをそろえたりもします。
そして、書き方では決して文字の練習だけをしているのではなく、姿勢や鉛筆の持ち方、手本の見方、比較の仕方も大切にしながら進めています。また、頑張って上手にできた、よく見て考えてやったらうまくいったという感動も体験できるようにしています。
そうして、学ぶことの楽しさを知ってもらえると嬉しいです!
ゆり組さんでは絵本の付録の製作をしていました。
ハサミを使わずミシン目にそって手で「ちぎって」いました。「ちぎる」にもコツがあって先生に教えてもらった方法で頑張っている子もいましたし、自分なりにあの手この手で方法を見つけ出している子も見かけました。
真剣な顔つきがよかったです。