未就園児教室アルバム
24日 重ねぬりの研究
2011/1/24
今日の年長さんのお絵かきは、いつもと違って「絵を描く」のではなく、クレパスの重ねぬり(色重ね)を自分でしてどのような色へと変わっていくのかを研究しました。
先生がするのを見るのではなく、自分で行って体験しました。
初めは画用紙を4分割して赤、青、黄、緑にぬりわけて、そこから赤には白、青には黄、黄には灰色、緑には赤を重ねてみました。赤に白を重ねるのは子どもたちも今までのお絵かきの中でけっこう経験あるようですが、あとの3色についてはあまりないパターンです。
「うわぁっ!こんな色になる・・・」というふうに感じてもらえたらいいなと思います。そこから、「じゃあこれはどうかな?」という探究心につながればなお結構なのですが今日の場合は次のことに進んでしまいました。
2番目は「人間の肌の色を表す色の研究」と題して一面を橙色にぬった画用紙を4分割にしてそれぞれのスペースに自分の思う色を重ねていきました。
肌の色・・・というと、つい「うすだいだい」の色を使いがちですが、いろいろな色で表わすことができると理解してもらえたらいいなと思います。
今日の色重ねは時間の関係でここまででした。
一面を橙色や黒でぬりつぶす時に、子どもによっていろいろなパターンがあるのを発見しました。
①4分割して一マス、二マスとぬる子、②真ん中からダダダーっとぬる子、③端を縁取ってからぬる子、④四方を端から真ん中へとぬる子・・・④の子は珍しいパターンだな・・・と観察するのが楽しかったです。