未就園児教室アルバム
17 日 役割分担
2010/11/17
今日は年中さんのお部屋をのぞいて作品づくりの様子を観察しました。
年中さんになると先生の話の理解や記憶することも結構できるので、いくつかのグループに分かれてそれぞれの作業を同時進行させていくことができます。
グループのなかでも「ちょっとココ持って」など協力し合う姿も見かけます。
また、自分たちの作業が終わったのか、手のあいている子どもでガムテープの切り置き(みんなで一斉にガムテープが使えるように先生が壁に貼りつけている布にちぎったガムテープをつけて、ある程度の準備をしておきます。)をしていました。
ゆり組さんでは、切り開いた大きな段ボール箱の広い面に全員で絵の具を塗る作業をしていました。
段ボールが広げられると手で撫でまわしながら泳ぐまねをしたり、大量の絵の具が置かれると覗き込むように顔を近づけてきたり、また塗り始めると先生の「あらあら、みんな、お絵かきじゃありませんからねー!塗って下さいよー!」と言う声が聞こえてきました。半分の人数に分かれて塗っていたので「もうすぐ交代します。あと10秒!」と言われると急にみんなの手がシャカシャカ動きだし、音まで聞こえてきました。
時々、「どいてよ。」「順番やで!」「せんせー、ガムテープ貸してくれへん。」などと喧嘩になりかけたりもしますが、それも勉強です。この子どもたちの積極性を上手に出し合ってお友達と協力しあえてこそスムーズにいいものができるのだとチームワークについて学んでもらえたら・・・と思います。全ての行事は発表する部分だけが目的ではなく、その過程のなかにこそ大事なものが詰まっています。もし、ご家庭でも友達とのことなどの会話がでてきましたら、褒めてあげたり「それはダメよね」と理解してあげたり、「こうしたらいいかもしれないね」とアドバイスしたりしてあげて下さい。
(もちろん、園でなければ解決できないことなどは担任に話してください!!)